[目 次] [前ページ] [次ページ] [第1部・石見神楽] 能 舞(のうまい)
子持山姥(こもちやまうば)
源頼光主従は、信州明呂山にふみまよい、 一夜の宿を求めたが、 この屋館は盗賊の住みかで、 家人老姥は我が息子 怪童丸(かいどうまる)と共にこの山に立てこもり、 悪事を重ねていた。 頼光主従に悪事をたくらもうとしたが、 両名に気づかれ戦いとなる。 しかし両名の武勇にはかなわず、我が身を差し出し、 息子の助命を乞い、姥は我が身の上をあかし山を立ち去っていく。 また怪童丸は坂田金時(さかたのきんとき)と改め、両名の家来となる物語。 |