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[第1部・石見神楽] 能 舞(のうまい)
悪狐伝(あっこでん)
金毛九尾(きんもうきゅうび)の白狐の化身が、鳥羽天皇に見出されて玉藻前となる。
その後に、天皇が不快となられたので、
陰陽師安部 安親(やすちか)が占いによって、その正体を見破った。
白狐は下野の国那須原に逃れるが
朝廷の臣、三浦之介、上総之介の両人にて退治される物語。
この演目は、他に殺生石・黒塚・悪狐退治・山伏などとも言われ
登場人物が少しずつ変わったり、
時間的・地理的内容が混ざり合い、
神楽団によってかなり自由に脚色されている。
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