ひろしま神楽(芸北神楽)の年表を更新しています。
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2020年5月修正
年代 | 広島神楽(芸北地域) | 広島県内の 出来事 |
日本・世界の 出来事 |
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神楽(芸北神楽での出来事) | 芸北地域の出来事 | 社会 (人口の変化) |
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1600年代 江戸時代 (1603~) |
石見地方の神楽が江の川流域を登り高田郡(現安芸高田市)へ、 太田川流域を登り山県郡へ伝わった。 |
1675(延宝3) 浅野長治が死去 |
1687(貞亭4) 「生類憐みの令」が出される |
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1800年代 江戸時代 明治時代 (1868~) |
明治政府により神職神楽演舞禁止令が出され、 神職から民間へ神俗交代が行われ民間神楽舞が石見一円に波及した。 1892(明治15) 第一次石見神楽台本改定 |
1867(慶応3) 大政奉還・王政復古の大号令 1871(明治4) 廃藩置県 1873(明治6) 地租改正条例発布 1889(明治22) 大日本帝国憲法(明治憲法)発布 |
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1930年代 昭和時代 (1926~) |
この頃の神楽は主に神職が舞う儀式舞が中心で、 儀式舞に若干の芸能性を加えた能舞も素朴で余興性は乏しかった。 秋祭りの初夜(ヨゴロ)、神社の境内で舞われていた。 |
1930(昭和5) 広島電気の加計発電所落成 1937(昭和12) 美土里町の塩瀬と千代田町の道路開通 |
農村不況で農民組合運動が各地で起こる | 1930(昭和5) 県議会が農村不況対策で大臣・県知事に陳情を行う 1931(昭和6) 失業者救済として宮島観光道路を建設する 1935(昭和10) 可部線可部ー安芸飯室間が開通する |
1931(昭和6) 満州事変 1933(昭和8) 国際連盟を脱退 1937(昭和12) 日中戦争始まる |
1940年代 昭和 |
1947(昭和22) 戦後、GHQによる戦後処理の中で、神道色の強い神楽は上演禁止の危機に立たされたが、 検閲局が置かれていた福岡まで出かけ、検閲局の許可書をもらった。 教員であった佐々木順三氏(美土里町)によって、 謡曲や能、歌舞伎に登場する神々を中心とした新作神楽台本が発表され、 単純だった舞に演劇性が加えられ、またたく間に広まった。 初の競演大会「芸北選抜神楽競演大会(現西中国選抜神楽競演大会)が加計町(現・安芸太田町)で開催。(~2017年まで開催) 1949(昭和24) 10月 「芸石神楽競演大会」開催開始 |
戦後 農地改革が行われ、多くの自作農家が生まれた。 戦時からの解放感のあらわれから、各村で青年たちによる演芸会が開かれるようになった。 出し物は任侠ものが人気を博していた。演芸会ブームによって、戦時、死滅の手前にあった郷土芸能が復活した。 盆踊り・囃田・獅子舞・神楽などつぎつぎと復活の芽をふいた。 |
1945(昭和20) 広島市に原爆が投下される 終戦 1947(昭和22) 第1回知事・市町村選挙が実施される 1949(昭和24) 「広島平和都市建設基本法」が成立 国立広島大学が設置される |
1941(昭和16) 太平洋戦争始まる 1945(昭和20) 戦争終結 1946(昭和21) 日本国憲法公布 |
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1950年代 昭和 |
1954(昭和29) 『鐘馗』梶矢神楽団(安芸高田市高宮町)、 『剣舞』山根神楽団(安芸高田市高宮町)、 『神降し・八岐大蛇・天の岩戸』 有田神楽団(北広島町)が広島県無形民俗文化財に指定される。 1955(昭和30) 神迎え・青神楽団(安芸高田市美土里町)、 神降し・桑田天使神楽団(安芸高田市美土里町)が広島県無形民俗文化財に指定される。 |
1954(昭和29) 千代田町が誕生 国鉄可部線、加計まで開通 1955(昭和30) 大朝町が誕生 1956(昭和31) 美土里町・高宮町・芸北町・豊平町が誕生国民本郷線が加計まで開通し、 筒賀駅(現・田ノ尻駅)が開設された。 |
1950(昭和25) [芸北地域の人口約12万人] 高田郡内/約6万1千人 山県郡内/約6万9千人 |
1950(昭和25) 広島カープ球団の結成 1951(昭和26) 第6回国民体育大会 1952(昭和27) RCCがラジオ放送を開始 1957(昭和32) 広島市民球場の完工式・天燈式が挙行 |
1950(昭和25) 朝鮮戦争が始まる 1952(昭和27) 講和条約が発効し、日本は独立国となる 1953(昭和28) NHKがテレビ放送を開始 町村合併促進法が制定 1958(昭和33) 新幹線こだま号の運転開始 |
1960年代 昭和 |
1960(昭和35) 『鈴合わせ』伊賀和志神楽団(三次市作木町)、 広島県無形民俗文化財に指定される。 |
1963(昭和38) 「三八(さんぱち)豪雪」 1964(昭和39) 高宮町商工会誕生 |
1960(昭和35) [人口約10万7千人] 高田郡内/4万9千人 (吉田町1万2千人/八千代町4千7百人 美土里町6千7百人/高宮町9千3百人 甲田町8千6百人/向原町7千7百人) 山県郡内/5万5千人 (加計町1万人/筒賀村2千9百人 戸河内町7千7百人 /芸北町7千2百人/大朝町6千4百人 千代田町1万3千人/豊平町8千5百人) ※兼業農家の増加・日稼・出稼ぎに出かける農家の増加 ※伝統芸能を継承・維持していくことが困難に政府による滅反政策が行われる |
1961(昭和36) 広島空港が開港 1962(昭和37) みなと祭り 1965(昭和40) 太田川放水路の通水式が挙行 1967(昭和42) 新広島バイパスが開通 |
1960(昭和35) カラーテレビ放送開始 1961(昭和36) 農業基本法が公布 1962(昭和37) 貿易の自由化 1964(昭和39) 東京オリンピック 1965(昭和40) ベトナム戦争が始まる |
1970年代 昭和 |
1971(昭和46) 広島市での初の神楽大会「広島県神楽競演大会」が開催された(広島山県郡友会主催)(~2021年まで開催) 1972(昭和47) 「高宮神楽まつり」開始(安芸高田市高宮町) 1974(昭和49) ~女性団員の登場がみられるようになった 1975(昭和50) 「美土里神楽発表大会」開始(安芸高田市美土里町) 「豊平神楽競演大会」開始(北広島町豊平) 1979(昭和54) 原田神楽団・佐々部神楽団・羽佐竹神楽団(安芸高田市高宮町) 西尾山八幡神楽(天神・日吉・中北・ 黒瀧) ・川角山八幡神楽(錦城) 津間八幡神楽(神幸)(安芸高田市美土里町) 広島県無形民俗文化財に指定される 「中国地方選抜神楽競演大会」開始 (安芸太田町戸河内) |
1970(昭和45) 豊平町、過疎地域の指定を受ける 「原田のはやし田」国の選択民俗芸能に指定、万国博覧会にも出場する 町の過疎地域振興計画を策定 1972(昭和49) 「四七(よんなな)豪雨」、江の川が氾濫し人口減少に拍車 「千代田工業団地造成調査報告書」が出される 1979(昭和54) 中国自動車道千代田~三次間の開通高田インターチェンジの供用開始 |
1970(昭和45) [人口約7万8千人] 高田郡内/3万5千人 (吉田町1万人/八千代町3千9百人 美土里町4千6百人/高宮町4千6百人 甲田町6千7百人/向原町6千1百人) 山県郡内/約3万9千人 (加計町7千2百人/筒賀村2千人 戸河内町4千8百人 /芸北町4千8百人/大朝町4千8百人 千代田町1万人/豊平町5千8百人) 「機械化貧乏」の農業経営 |
1970(昭和45) 「過疎地域対策緊急措置法」 1973(昭和48) 中国縦貫道の県内工事が着工する 1974(昭和49) 土師ダム竣工式 広島センタービル・広島そごうが開業 1975(昭和50) 山陽新幹線開通(岡山~博多) 広島カープがセ・リーグ優勝 1977(昭和52) フラワーフェスティバル始まる |
1970(昭和45) 大阪万博 1972(昭和47) アメリカ統治下に置かれていた沖縄県が本土復帰 1973(昭和48) オイルショックが起こる 1974(昭和49) 国土利用計画法が公布 1978(昭和53) 成田空港が開港 |
1980年代 昭和 |
1980(昭和55) 6月 「中国地方選抜神楽競演大会」開始(旧戸河内町・現安芸太田町) 1981(昭和56) 11月 「近県選抜優秀神楽発表大会」開始(北広島町千代田) 1982(昭和57) 「広島県西部神楽競演大会」開始(旧湯来町・現広島市湯来町)(~2015年まで開催) 来女木神楽団(安芸高田市高宮町)が広島県無形民俗文化財に指定される。 「君田近郷神楽共演大会」開始(三次市君田町) 1985(昭和60) 「布野近郷神楽共演大会」開始(三次市布野町) 1986(昭和61) 小原大元神楽(北広島町芸北)が広島県無形民俗文化財に指定される。 |
1980(昭和55) 第1回高宮町民文化祭開催 1982(昭和57) 陰陽広域協議会の企業誘致 1984(昭和59) 千代田最大の店舗「サンクス」が開店 |
1980(昭和55) [人口約7万3千人] 高田郡内/約3万5千人 (吉田町1万人/八千代町4千2百人/ 美土里町4千人/高宮町5千3百人/ 甲田町6千6百人/向原町5千7百人) 山県郡内/約3万6千人 (加計町6千6百人/筒賀村1千9百人 戸河内町4千1百人 /芸北町3千8百人/大朝町4千3百人 千代田町1万人/豊平町5千4百人) 中国自動車道開通後、 千代田町で工業団地化が進んだ |
1980(昭和55) 広島市が政令指定都市となる 1983(昭和58) 中国自動車道の全通 1985(昭和60) 広島市が人口100万人超える 1989(昭和64) 海と島の博覧会 |
1982(昭和57) 500円硬貨が発行 1985(昭和60) 国際科学技術博覧会(つくば万博)開催 1986(昭和61) 三原山噴火 チェルノブイリ原発事故 男女雇用機会均等法施行 1988(昭和63) 「ふるさと創生1億円事業」 |
1990年代 平成 (1989~) |
1990(平成2) 「おおあさ鳴滝露天温泉神楽競演(共演)大会」開始(旧大朝町・ 1992(平成4) 「広島県北部神楽競演大会(さつき選抜)」開始(安芸高田市美土里町) 1993(平成5) 初の劇場ホールで神楽大会「SUPER KAGURA神々の詩」 (~2002年まで開催) 1994(平成6) 第1回高宮神楽公演大会 (~2008年まで開催) 1998(平成10) 7月 神楽門前湯治村がオープン (安芸高田市美土里町) 1999(平成11) 2月 「RCC早春神楽共演大会」開始 11月 「第1回ひろしま神楽グランプリ」(安芸高田市美土里町) |
1990(平成2) 上根バイパス工事開通 高宮工業団地にサニクリーン広島高宮工場が進出 第1号企業として立地された 広島ニュージーランド村がオープン 1994(平成6) ふれあい公園が「道の駅豊平どんぐり村」として登録される 1996(平成8) 豊平町総合体育館(とよひらウイング)完成 1997(平成9) 原田はやし田「安芸のはやし田」として国の重要無形民俗文化財指定 |
1990(平成2) [人口約7万人] 高田郡内/約3万5千人 (吉田町1万1千人/八千代町4千2百人 美土里町3千8百人/高宮町4千8百人 甲田町6千3百人/向原町5千3百人) 山県郡内/約3万3千人 (加計町5千6百人/筒賀村1千4百人 戸河内町3千7百人 /芸北町3千4百人/大朝町4千1百人 千代田町1万人/豊平町5千人) ※千代田町開発ラッシュ(横断道・下水道・病院・企業立地等) |
1991(平成3) 中国横断道路広島ー浜田線の全通 1993(平成5) サンフレッチェ広島が結成される 山陽自動車道が県内全通する 1994(平成6) アジア競技大会が開催される アストラムライン開業 1996(平成8) 国民体育大会が開催される 原爆ドーム・厳島神社が世界遺産に登録 1999(平成11) 瀬戸内しまなみ海道が開通する 「広島ゆかたまつり」が始まる |
1992(平成4) 通称「お祭り法」の制定 1993(平成5) 日本初のプロサッカーリーグ「Jリーグ」開幕 1995(平成7) 阪神淡路大震災 地下鉄サリン事件 1998(平成10) 冬季長野オリンピック開催 |
2000年代 平成 |
2001(平成13) 「春選抜吉和神楽競演大会」 開始(廿日市市吉和) 2002(平成14) 競演大会の数を共演大会が上回る 2003(平成15) 10月 ロシアサントペテルブルク市遷都300年祭において神楽上演 (中川戸・山王・東山・八重西神楽団合同) 2004(平成16) NPO法人広島神楽芸術研究所発足 10月 Theひろしま神楽in広島城(広島県大型観光キャンペーン) 12月 「RCC神楽スペシャル」開始(広島市) 2006(平成18) 8月 「広島・島根交流神楽月一の舞い」開始 (北広島町) 2008(平成20) 3月 「三矢の里神楽共演大会」開始(安芸高田市吉田町) 2009(平成21) 広島交響楽団とのコラボレーション 「オロチ~火と水への讃歌~神楽とオーケストラのた めに」 (山王・東山・八重西・北広島町神楽団) |
2003(平成15) 舞ロードIC千代田オープン(北広島町千代田) 2004(平成16) 安芸高田市・安芸太田町が誕生 2005(平成17) 北広島町が誕生 |
2000(平成12) [人口約6万5千人] 高田郡内/約3万4千人 (吉田町1万2千人/八千代町4千3百人 美土里町3千4百人/高宮町4千4百人 甲田町5千7百人/向原町4千7百人) 山県郡内/約3万人 (加計町4千6百人/筒賀村1千二百人 戸河内町/3千2百人 /芸北町2千9百人/大朝町3千7百人 千代田町1万人/豊平町4千4百人) |
2001(平成13) 広島初の地下街「紙屋町シャレオ」開業 2004(平成16) 「ひろしまフードフェスティバル」開始 2005(平成17) 広島マリーナホップ開業 2009(平成21) MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島完成 |
2001(平成13) アメリカ同時多発テロ 2002(平成14) サッカー日韓ワールドカップ 2004(平成16) 新潟県中越地震 2005(平成17) 愛知県で「愛・地球博」が開幕 JR福知山線脱線事故 |
2010年代 平成~ 令和 (2019~) |
2010(平成22) 1月 「全国神楽フェスティバルinひろしま」開催 9月 創作神楽「厳島」上演 (北広島町豊平・琴庄神楽団) 2011(平成23) 7月 「高校生の神楽甲子園」開始 (安芸高田市美土里町) 2012(平成24) 1月 安芸高田市の「あきたかた神楽東京公演」開始 6月 中国(大連・北京)にて神楽公演(北広島町選抜神楽団) 2014(平成26) 4月 「広島神楽定期公演」開始(広島県民文化センター) 2015(平成27) 5月 「広島県西部神楽競演大会」開催終了 9月 「おおあさ鳴滝露天温泉神楽共演大会」開催終了(広島県北広島町) 10月 メキシコ・ブラジルにて神楽公演(広島選抜神楽団) 2017(平成29) 8月 「陰陽選抜神楽競演大会」開催終了(島根県吉賀町) 9月 「西中国選抜神楽競演大会」終了(安芸太田町) 9月 フランス・パリコレにて神楽公演(広島選抜神楽団) 2019年(令和元) 6月 「布野近郷神楽共演大会」終了(三次市布野町) 島根県の「石見神楽」が日本遺産に認定 2020(令和2) 2月~ 世界的な新型コロナウイルス流行により、神楽大会・公演が中止・延期 |
2011(平成23) 「壬生の花田植」がユネスコ無形文化遺産に登録 2016(平成28) 千代田開発センターリニューアルオープン |
2010(平成22) [人口約6万人] 安芸高田市/約3万人 安芸太田町/約7千3百人 北広島町/2万人 2015(平成27) [人口約5万6千人] 安芸高田市/約3万人 安芸太田町/約6千5百人 北広島町/約1万9千人) |
2012(平成24) サンフレッチェ広島がJ1初優勝 2013(平成25) 松江自動車道開通 2014(平成26) 集中豪雨により、広島市で大規模土砂災害発生 2016(平成28) アメリカ・オバマ大統領が現職大統領として広島初訪問 2018(平成30) 西日本豪雨災害 |
2011(平成23) 東日本大震災 サッカーW杯で女子日本代表が優勝 地上アナログテレビ放送が終了し、 地上デジタル放送へ完全移行 2016(平成28) 税や社会保障に関連した共通番号制度(マイナンバー)が運用開始 2019(令和元) 天皇退位により、元号が「平成」から「令和」へ 2020(令和2) 新型コロナウイルスにより、経済大打撃 東京オリンピック開催延期 |