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[第2部・石見神楽の演目とその伝説の地を訪ねて]
殺生石・悪狐など(せっしょうせき・あっこなど)
[栃木県那須野原]

殺生石の由来

金毛九尾白面(きんもうきゅうびはくめん)の狐という、
不思議な術を身につけた狐の悪事に困り果てた朝廷は、
三浦介を将軍とした八万余の軍勢をつかわす。
神から授かった鏑矢(かぶらや)で射られた狐は石となるが
近づく人々や獣、鳥までも猛毒を振るい続ける。
これを聞いた泉渓寺の玄翁(げんのう)和尚が
石に向かって大乗経をあげ続けたところ、
毒石は3つに割れて飛び散ったということである。


殺生石の碑

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