月一の舞い開催について
神楽は、五穀豊穣をよろこび、自然の恵みを授けてくれた八百万(やおよろず)の神々と暮らしやすい郷土を拓いてくれた先祖の魂へ感謝する農耕儀礼として、秋祭りに行われてきました。
そして、全国各地で受け継がれているものの、時代の流れの中でそれぞれの文化的風土に育てられ、郷土色のある芸能となって現代に残ってきました。
私たちの芸北神楽は、石見(いわみ)神楽を源流として、島根県石見地方から明治のはじめ頃、広島の県北一帯へ急激に広がったものです。
この神楽は、戦前までは古事記や日本書紀などの神話を中心にした演目が舞われていましたが、戦後は日本の古典芸能(能・歌舞伎など)の演目を神楽化したものが加わり、現在では70演目を超えると言われています。
また、この20年余り前からは郷土芸能を『舞台芸術』へ高めようとする活動もみられ、伝統の神楽がより娯楽性・演劇性の高い文化となるよう歩む神楽団もあります。
石見系の神楽団は、両県合わせて250団体余りと言われていますが、月一の舞いは、それぞれの神楽団の持ち味が充分発揮される公演会になるよう、出演神楽団と連携しながら一回ごとにテーマを作ってすすめています。
■注意
やむを得ず出演神楽団等が変更になる場合もございます。ご了承ください。
■ビデオ・写真撮影について
ビデオ撮影禁止(キャビネットさんがビデオ撮影をされる予定です)
写真はストロボを使用しての撮影は不可。ストロボなしならOKです。
■主催 広島・島根交流神楽実行委員会
(出演神楽団・北広島町観光協会・NPO広島神楽芸術研究所)
■お問い合わせ
北広島町観光協会
電話 0826-72-6908 Fax.0826-72-6905
NPO広島神楽芸術研究所 事務局 TEL.0826-72-5307 Fax.0826-72-4401
E-Mail:office@npo-hiroshima.jp