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川北神楽団「塵輪」-kawakita-kaguradan jinrin
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あらすじ>>>
じんりん=人倫・塵倫・塵輪と、神楽団によって異なる表記がされますが、物語の内容・構成は、まったく同じです。
わが国に米づくりが伝わり各地に広がり始めた頃、古代の人々は、穏やかな暮らしを求めて安住・定住の場を拓きました。そして、五穀豊穣・自然の恵みを授けてくれる神々と人々の交流・共感する拠点を八幡神社として建てたのです。
神楽の物語は、八幡宮の縁起を伝え、国家の安泰を願うものです。天空のかなたから舞い降りて、この国に悪災を与える鬼は、背中に翼を持ち数万騎の軍勢を従え、庶民を苦しめました。神通力を持ち、戦術にも長けた塵輪を迎え討つ為に、時の帝(みかど)仲哀(ちゅうあい)天皇は、不思議な霊力のある十善万乗(じゅうぜんばんじょう)の神変不測の弓矢を持って応戦されたのです。
鬼は退散し、国に平和が戻ったのです。
この塵輪の他に、八幡・弓八幡・白旗矢旗・鍾馗など天空を自在に飛ぶ鬼の登場する類似の演目があります。 |
2003.11.15 優秀神楽発表大会
千代田総合体育館にて収録 38'18 |
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文責:NPO広島神楽芸術研究所 |
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