明治時代のはじめ頃までに、島根県の石見(いわみ)地方から広島県の芸北地方に伝わった石見神楽。戦後の変革期を経て、島根・広島でそれぞれ独自の形で発展してきました。そして、平成の時代になると、神楽は舞台芸術として評価されるようになりました。 『月一の舞い』は、広島・島根それぞれ伝統の『粋と芸』を、交流の中に更に磨くことを願って開催しています。伝統を受け継ぐ若い力を受けとめると共に、常に未来を求める神楽の先駆者たちの姿をご覧ください。